”笑わないアイドル"欅坂46とは

1．欅坂46って？

欅坂46は乃木坂46に続く第2の坂道グループとして応募がかけられた。
当初は港区に実在する鳥居坂にちなんだ『鳥居坂46』であったが、オーディション最終合格者のお披露目と同時に「欅坂46」へと改名されたのであった。
改名の理由は欅坂46は、当初は実在する坂である「けやき坂」の名を冠する予定だった。
だが、画数で運勢を占ってもらう際にスタッフのミスで漢字表記の「欅」を使ってしまったが、その「欅坂46」という名前が最高の上昇運だったというけがの功名でグループ名としてこの漢字表記が使われることになったとしている。(実際に漢字表記の欅坂という坂は存在しない)
オーディションにて22名が合格し、うち1名が辞退し、21名が一期生として活動が始まった。
10月5日に初のレギュラー番組『欅って、書けない?』（テレビ東京）を放送開始。
11月30日の番組内で新メンバーとして長濱ねるの加入が発表される。
2016年4月6日にデビューシングル『サイレントマジョリティー』が発売される。
デビューシングル『サイレントマジョリティー』は初週売上２６万枚を記録し、当時の女性アーティストデビューシングル初週売り上げ記録を更新。(現在は妹分グループの日向坂46が更新している)
現在までにシングルが8枚、アルバムが1枚リリースされている。

2．”笑わないアイドル"といわれる理由

　彼女たちの特色として挙げられるのは、これまでのアイドル像とは一線を画しており、「クールでかっこいい」「無表情でクールな印象」と答えられることが多い。

姉妹グループ・乃木坂４６の“清楚でかわいい”イメージとは対照的だ。

 そして、1stシングル『サイレントマジョリティー』、4thシングル『不協和音』、8thシングル『黒い羊』に代表されるようにメッセージ性の強い曲が多いことが特徴である。

　そんな彼女たちが笑わない理由とは…

プロデューサーの秋元康氏や振付を担当しているTAKAHIRO氏や監督の池田一真氏が指示をしたわけではなく、“笑わない”という見せ方がメンバーからの発案なのだと明かした。

デビューシングル『サイレントマジョリティー』での鋭いまなざしやクールな表情で、その名を轟かせることになった欅坂。

『サイレントマジョリティー』は「僕らは何のために生まれたのか」「つまらない大人は置いていけ」といったメッセージ性の強い歌詞が特徴的だ。この歌詞をどう表現していくのか、どう伝えていくのかをメンバーたちで考えた結果、この“笑わない”パフォーマンスにたどり着いたという。この欅坂４６メンバーのストイックな姿勢にファンは感動。「欅坂のメンバーは本当に素敵」「みんなカッコよすぎるな！」と称賛のコメントが多く上がった。

　しかし彼女たちは決して普段から笑わないわけではなく、レギュラー番組の『欅って、書けない?』や3rdシングルの『二人セゾン』、5thシングルの『風に吹かれても』では、それまでと一転、メンバーの晴れやかな笑顔を見ることができる。

 3．平手友梨奈

　　　

　欅坂46の顔として挙げられるのは、間違いなく平手友梨奈であろう。

彼女はほぼ全ての曲でセンターのポジションに立っている。

彼女を語る上で外せないのが圧倒的な表現力。

『サイレントマジョリティー』では「センターの子がかっこいい！」「14歳とは思えないほど堂々としている！」「存在感がすごい！」と瞬く間に話題になりました。

平井堅さんとのコラボ『ノンフィクション』に象徴されるように、彼女の表現力は憑依型のパフォーマンスであると思います。

平手自身も「歌っているときの記憶はない」とのこと。それだけパフォーマンスに全力で命懸けでライブが終了した際はフラフラになって倒れてしまうこともしばしばああるようです。

一時期、ケガの影響で俯いてのパフォーマンスすることがあり「覇気がない」や「やる気がない」など批判されることがありました。

それでも、いつか復活するだろうとファンも懸命に待っていたことだと思います。

圧倒的なパフォーマンスをする面だったり、不安定なパフォーマンスをする面だったり、ラジオで笑顔の溢れている面であったり、「いったいどっちが本当の平手友梨奈なの？」と彼女の一挙手一投足にファンは振り回されてしまっているが、でもそれが嫌ではなく楽しい。プロデューサーさんの秋元康さんは「スターとは、深読みしたくなる存在」

とおっしゃっていました。まさに彼女に当てはまる言葉ですね。

ほっておけない存在の彼女に目が離せないですね。

4．まとめ

アイドルとしてパフォーマンスで笑わないことは衝撃的でしたが、その強い信念とパフォーマンスのメッセージ性で若者たちからの圧倒的な支持を得てきました。

新たに2期生も加わり、これまで築いてきたものと2期生が持ってきた新しい風でよりすごいグループとなっていくことでしょう。今後の欅坂46に目が離せないですね！